暴力シーンは苦手!

コロブン


「あ~っ! ダメ! 観れない観れない! 後は一人で観て!」
「大丈夫だって。喧嘩のシーンはそろそろ終わるから。ほら、座って」

今でこそ、『SLAM DUNK』が大好きで、定期的に漫画やアニメを
繰り返し観ている妻ですが、妻が『SLAM DUNK』を知ったのは、
比較的最近の話です。

『SLAM DUNK』の初期の頃、主要5人のメンバーがバスケ部員として
そろうまでは、みな心にわだかまりをもっていたこともあって、
やたらと喧嘩シーンが多かったような気がします。

宮城リョータが頭突きを顔面に食らって口の周りを血だらけにするシーンや、
流川がモップの金属部分の端で殴られて頭から血をドクドク流すシーンなど、
当時のヤンキー漫画に影響受けてそうな、何度見ても痛々しいシーンが
結構ありますね。

冒頭の会話は、まさにそれらのシーンを観るに堪えなくなった妻が
席を離れようとした時のものです。

今でも『SLAM DUNK』の漫画やアニメ読んだり観たりする時は、
喧嘩シーンだけは飛ばしてるそうです。

ちなみに僕は『ジョジョの奇妙な冒険』が好きで(ただし第4部まで)、
アニメをアマゾンプライムで観ることを妻に勧めたことがありました。
第三部は何とか全部観切りましたが、よりグロさが勝る(?)第一部に関しては、
ディオが吸血鬼になった辺りで、完全に観るのをやめてしまいました。

日々生活している中ではあまり意識しませんが、妻と一緒にいると、
流血や暴力の描写に慣れてしまっている自分、そういったものを好んで
観賞している自分にはたと気付き、ゾッとすることがあります。

刺激が強いものは時に心地よかったりしますが、暴力や不正を憎む、人間として
大切な感性まで麻痺させないようにはしたいものです。


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